【漫画考察】 涼風から風夏の話の繋がりやおすすめの読む順番【瀬尾公治作品】

漫画考察

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週刊少年マガジンにて連載の始まった涼風、君のいる町、そして、衝撃的な展開が起こった風夏までを振り返ってみるお話。

「涼風」の第1巻が発売されたのは、2004年の5月。今からもう15年も前のことですか。こわいこわい。

当時は読者目線になると、大体同年代、もしくはちょっと歳上の恋愛漫画として読んでいましたが、君のいる町、そして風夏が終わる頃には筆者も立派なアラサーです。

それでも読み続けてしまっていたのは、やはり読み始めがちょうど思春期だったことも大きいかなと感じる2019年の1月。

管理人は「涼風」「君のいる町」「風夏」までの話を個人的に瀬尾公治三部作と呼んでますw

涼風の話と風夏の繋がり

涼風の漫画に登場するヒロインである朝比奈涼風と主人公である秋月大和

様々な紆余曲折を経て結ばれる2人ではあるんですけど、この2人の間に生まれた娘である風夏が、三部作で言えば最後にあたる風夏の”最初のヒロイン”だったのですが、過去になかった衝撃的な展開に賛否両論の声がネットでも多数上がりました。

それは、物語の序盤で涼風と大和の娘である風夏が不慮の事故によって亡くなってしまうというもの。

これは、涼風時代から瀬尾公治作品を呼んでいるファンからすれば、ある意味というか当然ショッキングな展開でした。

その後、漫画版では同名のヒロインが登場してさらに批判的な声が上がりました。

個人的にはショッキングではあったものの、それも1つの形ではないかと。

ちなみに、「君のいる町」は同じ世界感、近い距離ではあるものの、主人公の春大とヒロインの柚季が結ばれたあとに開店した定食屋の前を走っていく風夏が登場します。

 

巻数も最長で人気度も瀬尾公治作品ではズバ抜けて「君のいる町」が抜き出ている印象ですねー。

柚季は瀬尾公治作品の中でも屈指のthe・ヒロインというキャラだと思うので個人的にも好きなキャラ。

涼風~風夏まで 時系列の考察

これら三作品ではゲスト枠のように過去作の登場人物が登場しています。

例えば「君のいる町」の単行本では同じ温泉に来ている前作「涼風」の主人公である大和が登場していたり、最後のシーンには次作である「風夏」の主人公である風夏が制服姿で登場します。

そして、「風夏」では一部のシーンに両親である大和と涼風、そして音楽フェスに出店を出店している春大達、君のいる町のメンバーなどが。

ちなみに涼風ではできちゃった婚で風夏が生まれており、春大と柚希たちは作中、就職してから3年以上経って再会後に結婚⇒出産して子供がいる設定です。

これらを合わせて考えると

・大和・涼風の夫婦は最年長

・春大・柚希の夫婦は大和達より一回りくらい?下の世代

・風夏の舞台は大和達が結婚してから約15年~17年くらいの世界

といったことが分かりますね。

君のいる町の最後には既に制服姿の風夏が登場しているので、桐島食堂を始めたのは、春大が就職してかなり年数が経っていると考えると、子供は20代後半~30歳前後で生まれたと見るべきでしょうか?

読む順番のおすすめは涼風が1番

瀬尾公治作品の中でもこの3つに関しては物語が繋がっていたり舞台が似ていたりするので、もし読む場合はまず最初に原点である「涼風」を読むことをおすすめします。

「君のいる町」は巻数も多いですが、直接的な関わりは涼風⇒風夏に比べると薄いので、単独作品としても面白いですが、伏線とまでは言わないものの風夏が登場しているので、連載された順番に読んでいくのが一番楽しめると思います。
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